この記事ではTypeScriptでの小数点の切り上げ、切り捨て、四捨五入の方法について紹介します。
とても簡単で、しかも便利な方法ばかりですよ!
まずは結論として、数値操作を行う際にはMathオブジェクトの Math.ceil()
、Math.floor()
、Math.round()
を利用します。
これらのメソッドを使えばそれぞれ小数点以下の切り上げ、切り捨て、四捨五入などが可能です。
次からは具体例を挙げて説明します!
まずは、切り上げから紹介します。
先程のように切り上げの場合は Math.ceil()
です。
let num = 1.3;
let result = Math.ceil(num);
console.log(result); // 出力: 2
このコードでは 1.3
という数値を切り上げて 2
という結果を得ています。Math.ceil()
は小数点以下を切り上げてくれるので 1.3
は 2
に切り上げられているのがわかりますね。
次に切り捨てです。
切り捨てには Math.floor()
を使用します。
let num = 1.7;
let result = Math.floor(num);
console.log(result); // 出力: 1
ここでは 1.7
という数値を切り捨てて 1
を出力しています。Math.floor()
は小数点以下を切り捨てるので 1.7
は 1
に切り捨てられています。
そして最後は四捨五入です。
これには Math.round()
を利用します。
具体的なコードは以下のとおりです。
let num = 1.5;
let result = Math.round(num);
console.log(result); // 出力: 2
このコードでは 1.5
を四捨五入して 2
を出力します。Math.round()
は小数点以下を四捨五入するため、1.5
は小数点以下が 0.5
以上なので四捨五入されて 2
となりました。
以上、TypeScriptでの小数点の切り上げ、切り捨て、四捨五入の方法について解説しました!
Math.ceil()
、Math.floor()
、Math.round()
を使うことで、これらの操作が手軽にできます。
便利なので覚えておくと役に立つこと間違いなしです。
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