この記事ではTypeScriptで「今日の日付」を取得する方法について、実際のコードを交えて分かりやすく説明します。
JavaScriptの世界では、日付を取得する基本は Date
オブジェクトです。
しかし、TypeScriptの世界でもその方法は全く変わりません。
実際に具体的なコードを見てみましょう。
let today = new Date();
console.log(today);
上記のコードは new Date()
を使って現在の日時を取得し、それをコンソールに表示しています。
Date
オブジェクトは年・月・日・時・分・秒・ミリ秒までの詳細な日時情報を提供します。
なかなかシンプルで便利ですよね。
しかし、Date
オブジェクトそのままだと扱いにくい場合もありますよね。
たとえば年・月・日だけを yyyy-mm-dd
形式で取得したいときなどです。
そんな時に使える具体的なコードを紹介します。
let today = new Date();
let formattedDate = `${today.getFullYear()}-${today.getMonth() + 1}-${today.getDate()}`;
console.log(formattedDate);
上記のコードでは getFullYear()
、getMonth()
、getDate()
メソッドを使って、年、月、日の情報を取得しています。
注意点として getMonth()
は0から11までの数値を返すので、+1して実際の月と合わせています。
そして最後にこれらの情報をテンプレートリテラルを使ってフォーマットし、コンソールに表示しています。
これで便利に日付を扱えるようになりましたね!
最後に日付取得を関数化してコードの再利用性を高めてみましょう。
実際のコードを見ていきましょう。
function getFormattedDate(): string {
let today = new Date();
return `${today.getFullYear()}-${today.getMonth() + 1}-${today.getDate()}`;
}
console.log(getFormattedDate());
ここでは、先ほどの日付取得のコードを関数 getFormattedDate
として定義しました。
これで日付を取得したいときは、いつでもこの関数を呼び出すだけで簡単に取得できるようになりました。
以上、TypeScriptでの日付の取得方法について解説しました!
手軽に使えるDateオブジェクト、日付のフォーマット、そして再利用性の高い関数化までを紹介しました。
覚えておくと便利なのでぜひご活用ください。
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