みなさん、こんにちは!
この記事は初心者向けに作られており、Reactの基本を楽しく学べるようになっています
ではさっそくReactについて学んでいきましょう!
ReactはFacebookが開発し、オープンソースで公開されているJavaScriptライブラリです。
Reactはユーザーインターフェースを構築するために使用され、Webアプリケーションのフロントエンド開発で広く使われています。
Reactの主な特徴はコンポーネントベースのアーキテクチャと、仮想DOM(Virtual DOM)を使った効率的なDOM操作です。
これにより、開発者は、パフォーマンスの高いWebアプリケーションを迅速に構築できます。
それでは、Reactの魅力を体験していきましょう!
まずは、React開発環境をセットアップしましょう。手順は以下の通りです。
Node.jsは、JavaScriptを実行できる環境です。
Reactは、Node.jsを使って開発されるので、まずはNode.jsをインストールしましょう。
Node.js公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。
次に、create-react-appを使って新しいReactプロジェクトを作成しましょう。
以下のコマンドを実行してください。
npx create-react-app my-react-app
このコマンドは、my-react-appという名前のReactプロジェクトを作成します。
プロジェクトが作成されたら、以下のコマンドでプロジェクトを実行してみましょう。
cd my-react-app
npm start
これで、 http://localhost:3000 にアクセスしてReactアプリが正常に動作しているか確認できます。
正しくセットアップできていれば上のように表示されます!
Reactの基本は、コンポーネントです。
コンポーネントは、UIの一部を表現する再利用可能なJavaScriptのクラスまたは関数です。
コンポーネントを作成して、アプリケーションを構築していきましょう。
まずはsrc/App.jsファイルを開いて、以下のように書き換えてください。
import React from "react";
function App() {
return (
<div>
<h1>Hello, React!</h1>
</div>
);
}
export default App;
これで、Hello, React!と表示されるコンポーネントが作成されました。
http://localhost:3000 に移動し、以下のように表示されていれば成功です。
Reactでは、コンポーネントの状態管理やイベント処理が重要です。
状態とはコンポーネント内で管理されるデータのことで、イベント処理はユーザーアクション(クリックやキー入力など)に対する処理です。
useStateフックを使って状態を持つコンポーネントを作成しましょう。
src/Counter.jsという新しいファイルを作成し、以下のコードを記述します。
import React, { useState } from "react";
function Counter() {
const [count, setCount] = useState(0);
return (
<div>
<p>カウント: {count}</p>
<button onClick={() => setCount(count + 1)}>+1</button>
</div>
);
}
export default Counter;
ここでは、countという状態を作成しボタンをクリックするたびにカウントが増加するようにしました。
次に、src/App.jsを開いて先ほど作成したCounterコンポーネントを追加しましょう。
import React from "react";
import Counter from "./Counter";
function App() {
return (
<div>
<h1>Hello, React!</h1>
<Counter />
</div>
);
}
export default App;
これで、アプリケーションにカウンター機能が追加されました!
アプリを実行して+1ボタンをクリックすることで、カウンターが動作することを確認してください。
Reactでは、親子コンポーネント間でデータを受け渡すことができます。
これをprops(プロパティ)と呼びます。
親コンポーネントから子コンポーネントへのデータ受け渡し例として、AppコンポーネントからCounterコンポーネントにデータを渡してみましょう。
src/App.jsを開いて、以下のように書き換えます。
import React from "react";
import Counter from "./Counter";
function App() {
return (
<div>
<h1>Hello, React!</h1>
<Counter initialCount={5} />
</div>
);
}
export default App;
ここでは、initialCount
という名前のpropsをCounterコンポーネントに渡しています。
次に、src/Counter.jsを開いて、Counterコンポーネントで initialCount
を受け取りましょう。
import React, { useState } from "react";
function Counter({ initialCount }) {
const [count, setCount] = useState(initialCount);
return (
<div>
<p>カウント: {count}</p>
<button onClick={() => setCount(count + 1)}>+1</button>
</div>
);
}
export default Counter;
これで、Counterコンポーネントの初期値がAppコンポーネントから渡されるようになりました。
アプリを実行して、カウンターの初期値が5になっていることを確認してください。
お疲れ様でした!このチュートリアルでは、Reactの基本的な概念を学びました。
これらの概念を理解し実践すれば、Reactでシンプルなアプリケーションを構築できるようになります。
もちろん、Reactにはまだまだ学ぶべき概念や技術がたくさんありますが、このチュートリアルで学んだ内容はReactの基礎を固めるための良いスタートとなるはずです!
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